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弟パート
姉パート

scene 17 A-part|まどろみの中で告げられる真実

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二人は布団の中で寄り添っていた。
火照った体を落ち着かせるように、姉は弟の肩に顔を寄せ、小さな声で切り出した。

「ねえ……実は……、一昨日も私の下着でしてたの……見てたんだよ」

その言葉に、弟の体がびくりと強張る。驚きに目を見開く横顔が、姉の視線に映った。彼女の心臓は、自分の告白に合わせるように大きく跳ねていた。

「ピンクの下着で……してたでしょ。あのとき、止めなきゃって思ったのに……結局、最後まで見ちゃってたの」
声はかすかに震えていた。言葉を紡ぎながら、姉の頬は赤く染まり、布団を握る指先に力がこもる。

一度息を整え、彼女はさらに言葉を重ねた。

「……昨日の夜も、ほんとはね……分かってて覗きに行ったの」
「洗濯かごから下着がなくなってるのに気づいて……あぁ、きっとって思って……わざと覗きに行っちゃった」
視線を逸らしながら、指先でシーツをいじる仕草は、羞恥と高揚の入り混じった告白を物語っていた。

「……翔くんからあの下着を受け取って……部屋に戻った後、それを使って……私も自分でしちゃった……」
「翔くんと……同じことしてたんだ、私……」

そこまで言うと、姉は耐えきれなくなったように言葉を切り、熱に染まった頬を隠すように俯いた。

その瞬間、弟は言葉を失った。
いつも清楚で、どこか手の届かない存在のように思っていた姉。その姉が、自分の精液が染み込んだ下着を抱えて自慰に耽っていた――その事実は、衝撃であると同時に、胸の奥を甘く震わせる喜びでもあった。

雲の上のように遠い存在だと思っていた彼女が、自分と同じ熱に呑まれていた。
その距離の急激な近さに、胸が熱で破裂しそうになる。

「……だから、ずるいのは私のほう……」

小さく、掠れるように洩らしたその言葉が決定打だった。
愛おしさが込み上げ、弟は思わず姉を引き寄せた。

scene 17 B-part

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