scene 16 A-part|姉の手に絡む下着と欲望
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熱を帯びた余韻の中、二人は布団の上で横たわっていた。
裸のまま向かい合い、互いの体温を確かめるように寄り添いながら。
弟の右腕は姉の腰の下に潜り込み、姉の肌を柔らかく感じ続けていた。
しばしの沈黙。
けれど弟の胸には「もう一度」という思いが静かに燃えていた。
ただ触れていたい――その衝動が手を動かし、姉の胸元へと伸びていく。
「……んっ……」
敏感な場所を揉まれ、姉の唇から思わず吐息がもれた。
余韻に浸りたい気持ちと、弟と触れ合っていたい気持ちが胸の奥でせめぎ合う。
「……少し……休ませてよ」
そう囁きながらも、肩は小さく震え、弟の手を振り払うことはなかった。
その弱い抵抗すら、弟には愛おしく映る。
彼は姉の唇を奪い、舌を絡める。
驚いたように目を瞬かせた姉も、やがて抵抗をやめて受け入れ、唇を重ね返した。
絡み合う吐息の中で、弟の下腹に熱が戻っていく。
密着しているからこそ、姉もすぐに気づく。
「……また、元気になってる……」
呟きながら、頬を赤く染め、指先で弟のそれに触れた。
軽く扱き、いたずらっぽく笑みを浮かべる。
「ん……っ」
弟の喉から声が漏れる。
姉の視線は、ふと足元へと向かった。
左足首に残されたままの下着――彼女の選んだ、弟の好みに寄せた白い下着。
昨日、弟がこの部屋で自分の下着を盗み、密かに欲望を晴らしていたことが脳裏をよぎる。
その記憶が、小悪魔的な発想を芽生えさせた。
(……これで……してあげたら、喜ぶかな……)
そう思うと足から下着を取って、弟の昂ぶりへそっと巻きつけた。
レースの縁が熱をなぞり、まだ柔らかく湿りを帯びた布地が絡みつく。
「えっ……!」
弟の体が反射的に震えた。
昨日、一昨日と姉の下着を使って自慰行為に耽っていた。
その持ち主が、今こうして自ら巻きつけ、手を動かしている――。
その現実に、胸の奥からこみ上げる興奮と幸福感が一気に溢れ出した。
「この下着……今日、翔くんのために選んだの。好きかなって思って」
赤面しながらも、姉は囁く。
その言葉が弟の心を射抜いた。
(……いろは姉が……俺のために……下着を……)
胸が詰まるほどの感情と、溢れる快感が絡み合う。
「……気持ちいい?」
確認する声に、弟は首を振れず、ただ荒く息を吐いた。
布越しに扱かれるたび、熱が喉からこぼれ、堪え切れない昂ぶりが込み上げてくる。
白い布地は瞬く間に濡れを広げ、彼女の手の動きに合わせて軌跡を描いていった。
「……もう……だめ……っ」
弟の喉から苦しげな吐息が漏れる。腰が痙攣し、限界が近いことを姉にも伝わってきた。
姉は下着を巻きつけた手を止めず、必死に吐息を整えながら弟を見つめる。
そして赤く染まった頬のまま、小さく、けれど確かに囁いた。
「……ほんとは、下着を汚されるの……イヤなんだけど……」
声が震える。けれど次の瞬間、かすかに笑みを浮かべて続けた。
「……今日は……特別に、このまま出していいよ……」
その言葉が耳に届いた瞬間、弟の胸を熱が一気に駆け抜けた。
「……っ、もう……でちゃう!」
堪えていた昂ぶりが決壊し、白濁が勢いよく溢れ出す。
一度きりではなく、途切れることなく次々と溢れ出し、姉の手元を汚していった。
「っ……すごい…出てる……」
姉は目を丸くし、驚きと共にその量を受け止める。
それでも手を止めず、最後の一滴まで搾り取るように布を滑らせた。
熱を吸い込んでぐっしょりと濡れた下着を見つめ、姉は小さく息を呑む。
やがて、彼女はその下着で弟のペニスの先端に残った精液を綺麗に拭き取った。
そして――精液で汚れた下着をそのまま足と通し、再び身につける。
「……暖かい」
「……いろは姉……」
自身の精液でぐちゃぐちゃになった下着を再度身につけた姉に興奮した。
彼女は顔を背け、恥ずかしさに頬を赤く染めながらベットに横になる。
その姿が愛おしくて、弟は腕を回して抱きしめる。
姉もまた、静かに背に手を添えた。
「……寒いから、布団かけよ」
そう呟く声は小さく震えていたが、どこか満ち足りていた。
布団の中、余韻と温もりに包まれながら――二人は再び、互いを強く抱き寄せた。
scene 16 B-part
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