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弟パート
姉パート

scene 07 A-part|欲望の終着に踏み込まれて

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扉が、静かに開いた。
息をのみ、固まる俺の前に姉が立つ。視線は俺ではなく、握りしめたショーツへと注がれていた。クロッチには、今まさに吐き出された精液がまだ糸を引き、しっとりと重く沈んでいる。
勃起したペニスの先端にも透明な残り滓が光り、ショーツに擦れた跡が生々しく残っていた。

「……それ、私のよね」
耳に届いた声は震えているのに、刃物のように鋭かった。問いかけではなく、逃げ場を奪う宣告のように響いた。

姉は一歩近づき、片手を差し出す。
抗えず、俺は無言のままゆっくりとショーツを差し出した。ショーツに染み込んだ精液が指先を伝い落ちる。渡した瞬間、姉の手が小さく震えていた。その震えが、怯えなのか、それとも別の感情なのか判断できず、胸を締めつけた。

姉は受け取った下着を掌に収めると、一瞬だけその感触に動きを止めた。まだ温もりを宿し、クロッチは潰れたようにぐちゃぐちゃに濡れ、白く濁った斑が広がっている。
渡す瞬間、姉はぎゅっと目を瞑り、そのまま受け取った下着を掌の奥へ押し隠し、さっと背を向けた。

その後ろ姿を見た瞬間、胸が張り裂けそうになった。
自分の欲望をぶつけてしまったことで、姉に背を向けさせてしまった――その事実が痛烈に突き刺さる。
罪悪感と同時に、もう二度と振り返ってはもらえないのではという喪失感が、胸の奥を締め上げた。
気づけば、抑えきれずに声が漏れていた。

「……ごめん」
声はかすれていた。届いたかどうかも分からない。けれど、そう口にせずにはいられなかった。

けれど姉は振り返らなかった。
ただ小さく肩を震わせたまま、静かに扉へと歩を進め、部屋を出ていった。

scene 07 B-part弟の欲望に踏み込んだ瞬間

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部屋に足を踏み入れた瞬間、視界に飛び込んできたのは、驚いた表情の弟と――クロッチを精液で汚された、私のショーツ。
けれど無意識に、視線は弟ではなく、そのショーツが巻きつけられたまま勃ち続けているペニスに釘付けになっていた。

白濁に濡れた先端が艶めき、そこに刻まれた行為の痕跡があまりに生々しかった。
目の前で勃ち続けるものと、精液にまみれた自分のショーツを見てしまった瞬間、羞恥の色はかき消され、圧倒的な高揚が胸を突き抜けた。
腿の内側をきゅっと寄せ合うと、今身につけている下着が、じわじわと新たな湿りを広げていくのをはっきりと感じた。

「……それ、私のよね」
問いではなかった。目の前のものが自分の下着であることなど、疑う余地もない。
それでも声にせずにはいられなかった。現実を突きつけるように、弟を縛りつけるように。
けれどその声の奥には、責める気持ちだけでなく、女として欲望の対象にされた証をあえて口にしてしまった――そんな高揚が混じっていた。
自分の声が震えているのが分かった。それでも手を差し伸べずにはいられなかった。

弟から下着を受け取った瞬間、高揚感がさらに強まり手が震えてしまった。熱が体を突き抜け、恥ずかしさのあまり思わずぎゅっと目を瞑った。
クロッチにはまだ生温かさが宿り、潰れたようにぐちゃぐちゃに濡れ、白く濁った斑が広がっている。その感触が掌にまとわりつき、頭の中を真っ白に染めていく。

私はゆっくりとそれを掌の奥へと押し隠した。精液に濡れたクロッチをこのまま弟の視線に晒すなど、到底耐えられなかった。
そして次の瞬間、背を向けた。頬に広がる熱と、震える吐息を弟に悟られたくなかった。羞恥と高揚の入り混じったこの顔を見られるくらいなら、ただ背中だけを見せていた方がましだと思ったのだ。

その背に、弟の声が追いかけてきた。
「……ごめん」

その言葉の響きは刃のように胸を抉った。
謝罪は私に向けられていた。けれど私だって、弟の欲情を覗き見て、昂ぶりに囚われ、濡れてしまった女だった。止めることもできず、ただ熱に身を委ねてしまった。
謝罪を受ける自分の方が、むしろずるいのではないか。